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映画感想 - デッドプール2

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デッドプール2

 

★★★★★

 

 

[あらすじ]

俺ちゃん、ウェイド・ウィルソン、末期ガン患者!特殊部隊出身で軍の人体実験に協力したら不死身になっちゃった!以来、赤い傭兵デッドプールとして日夜マフィアを成敗して暮らしてるんだけど、ある日未来から謎のサイボーグ戦士がやってきてもう大変!思春期の太っちょミュータントは暴走気味だし、相変わらずXメンには勧誘されるしで、これから俺ちゃん、どうなっちゃうの〜!?

 

[感想]

最高〜

最高最高〜

は〜最高〜 どっこい最高〜

 

いや、マジで最高でした。始終笑えて少しホロリときてアクションカッコよくてキャラクター魅力的で音楽もまぁまぁよくて、つまり全体的にめちゃくちゃよかったです。ありがとうライアン・レイノルズ…ありがとう…

 

そう ライアン・レイノルズ!前作では主演と製作だったんですけど、今回は脚本もやってるんですよね。だからなのかは分からないんですけど、今回のギャグも遠慮一切なくてすごい。本当にずっと笑ってしまう。恒例の「スーパーヒーロー着地」イジりは健在だし、メタ的なアメコミギャグが盛りだくさん。まず最初のカットでローガン(ウルヴァリン)が死んでるところのフィギュアが出てくるのが徹底してる。たぶん前作も含めてデッドプール見た人が全員思ってる「デッドプールに出てくるXメンのキャラ…地味…」っていうのも先回りして自分でイジってきます。

 

こういう先回りがすごいんですよね。デッドプールのメタ的なキャラクターが便利すぎる。彼は登場人物の一人にも関わらず第四の壁を破って演出を操って自分の意志で音楽をかけたり観客に語りかけたりするんですけど、これを使って自分(映画自体)にツッコミ入れるんですよ。めちゃくちゃ都合のいい展開になったりすると「これってご都合主義だよね」って言ったり「はいクソ脚本」って言ったり。

 

そういうことをされると、まぁ笑って許すしかないじゃないですか。溜飲下がっちゃう。そもそも展開が早いから、「えっそれっておかしくない?」みたいなことを思う暇自体あまりないんですけども、あったとしても笑って忘れてしまう。最強。しかもこれをやってるのが製作兼脚本兼主演のライアン・レイノルズデッドプール自身なのもすごい。自分が書いて製作もしてるのに「クソ脚本」とか「もっと豪華なXメン出せよ!予算ケチりやがって!」って言っちゃうのツッコまざるを得ない。メタなことをすることにかなり説得力が出てるというか、二重にメタな立場にいるから二重におもしろいというか。もちろんデッドプール自身がクレイジーなメタキャラだからっていうのはあるんですけど、ライアン・レイノルズの立ち回りがそれに重なって相乗効果生まれてるんですかね。(劇中で少年に「ライアン・レイノルズ」ってサインを押し付けるシーンがあるんですけど、そう考えるとそれも深いような気がしてきますね)

 

ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(長い)っていう前回にも出てきたXメンに今回恋人ができるんですけど、忽那汐里が演じててかわいいです。「運がいい」という能力を持った、ドミノって人もカッコよくていい。「運がいいって地味じゃない?」ってデッドプールが無線の向こうで言ってる中で超絶派手なカーアクションをしてるっていう場面クール。あと日本語版の字幕では「運がいい超能力者ってなんなの?描いた人ぜったい絵下手だよ」って出るんですけど、これ完全にラッキーマンガモウひろしのことですよね。細かくていい。(もとは本当のドミノの作者が足悪いことをネタにしてるらしい)

 

あとあと、ケーブルも切ないし意外と強くないし、デッドプールの周りの普通の人達が本当にクズでひどすぎるし、シリアスなシーンで入れてくるギャグがズルいし、一作目のハードルを軽く超えてきて本当によかった。次回あるのかわかんないんですけど、楽しみに待ちたいと思います…!

 

ありがとう…ライアン・レイノルズ

よかったね…ライアン・レイノルズ

まさか最後あそこまで好き勝手するとは思わなかったよ…

本当におつかれさまでした…