トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

京都 180620

 

 

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最終日です。

 

朝起きると既に友人は引越しの準備に勤しんでいた。偉いな〜と思いながら、おれは二度寝を試みる。もともと特に京都で何かを見たいとかどこかに行きたいとかはなく、ただ友人に会いに来ただけだ。なので友人の部屋でダラダラするのが一番合理的と言える。しかし世の中というのはおれ一人のためにあるわけではないので起きざるを得ない。友人も出かける必要があったからだ。二度寝は諦める。ちょっと待って京都行っといて二度寝しようとしてたのかおれって。しかも人の部屋に泊めてもらっといて?改めて考えると恐ろしい。ダラけるの好きすぎるし機会損失が上手すぎる。

 

雨が降っていた。傘を借りて外に出る。特に何もすることがないのでとりあえず前日行った商店街にまた行こうと思い立つ。ここにある映画館が気になっていた。前日見た感じでは、映画館としてはこじんまりとしつつ、店構えは開放的でかかっている映画も趣味がよかった。二階と地下一階に1枚ずつスクリーンがあり、一階は本屋と軽食スペースのようで、なんだか軽食のメニューも渋くて素敵っぽい。ちょうど見逃しかけてた映画をやっていたこともあったし、訪れてみようと思った次第だ。

 

しかしまずはカフェで1日の計を練る。友人に連絡し、昼ごはんにオススメの店を聞いてみる。カフェを出て返事を待つ間、パン屋を見かけたので入る。「返事を待つ間、パン屋を見かけたので入る」???いや、入るなよ。どうかしてるだろ。昼ごはん食べる前にパン屋入って惣菜パンと甘いパン一個ずつ買うな。バランスを考えるんじゃないよ。そもそも何かが崩壊してんじゃねーか。でも美味しかったのでよかったです。ありがとうパン屋。ありがとうアーモンドパンとホットドッグ。結局友人にはオムライス屋さんをオススメされたのでそっちも食べました。完全にパンは食べない方がよかった。

 

続いて、予定通り映画館へ行く。やはりいい感じだ。ポスターやPOPの見せ方が客のことを考えていて好感が持てる。しかし待て。2日連続、旅先で映画を見るってどうなんだ。どうなんだ、っていうか、ダメだろ。旅ってその場でしかできない体験をするからこそのものではないか。そう思ったおれは前日に行けなかった建物を見にはるばるバスを駆るのであった。

 

展示入れ替えのため、三週間後まで休館

 

は〜い

 

もう何もかもがどうでもよくなってしまったので、再び友人の用事が終わるのをカフェで待つ。どうでもいいけど京都のコーヒー消費量は日本一らしい。その一助になったのではないか。知らんけど…。

 

友人と合流し、先斗町で担々麺を食べる。ここでも将来のあてどなさ、自分の立っている場所や向かう場所の不安定さ、みたいな話をした。してなかったかもしれない。注文した担々麺は他のより少し高く、そのぶん巨大な肉が乗っていた。そう、カニレタスチャーハンである(カニレタスチャーハンではない)。またやってしまった。気が大きくなっている。実を言うと昼に食べたオムライスも、少し高めのメニューにさらにスープを付けていた。カニレタスチャーハンだ(カニレタスチャーハンなんです)。こういうちょっとしたはみ出しが積み重なって近い将来おれを苦しめるだろう。今後は素体のメニューしか頼まないぞ。

 

バスの時間が近い。スタバで時間を潰す。スタバはどこでも同じだから、自分みたいな人間にはありがたい。入りやすくてたまらない。となりの席の人がお弁当箱くらいの大きさのラジオをイヤホン挿して聴きながらハガキを書いていた。いいな〜。友人の行動規範となった大人の話を聞く。前日の酒場の主人も含めて、京都で友人がいい大人と出会えたのは喜ばしい。どの目線なのかはわからないが、自分にとっていい縁だと思える人に、さらにいい縁があったというのは純粋にいいことだと思う。バスの時間が近づき、別れる。夜行バスで東京に帰る。傘を借りたまま帰ってきてしまった。友人が研究室から勝手に借りた傘は、今ではおれの部屋の玄関先に立てかけてある。