トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

ワールドトリガーの好きなところ

ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)

連載再開おめでたい

いよいよ明日 ワールドトリガーの連載が再開する。

 

worldtrigger.info

本当にめでたい。2016年の11月に休載が始まったので、2年ぶりのジャンプ掲載となる。本当に長かった。その間一時としてワールドトリガーのことを忘れたことはない。今後は数号ジャンプ本誌に掲載された後、月刊誌であるジャンプSQに移籍するらしい。度重なる無理*1で首と肩にかなりのダメージが蓄積されているはずなので、無理せず月刊でやるのがちょうどいいのではないだろう。そもそも週刊連載ってかなり無理あることだと思うんですけど実際どうなんでしょうか。今後も月刊誌に移籍とか、月イチ連載もしくは隔週連載をする作家さんが増えていってほしいな。それぞれのペースでおもしろい漫画を追求できる環境が整えばいいな〜と思うので…。最近の堀越先生(僕のヒーローアカデミア)が本当に心配。

 

 

そもそもワールドトリガーとは

worldtrigger.info

知りたくばここ読んでください。今までのあらすじが綺麗に紹介されてるので。もしくはジャンププラスで本編を読みましょう。今なら100話まで無料で公開されるようです(1日2話ずつの更新)

 

ワールドトリガーの好きなところ

キャラクターの名前問題

以前こういうブログを書いた。

toro-log.hateblo.jp

僕のヒーローアカデミアの登場人物たちの名前があまりにもひどすぎるという内容である。去年の夏に書いたらしいが、この後キャラクターブックを買った。この怒りが風化するのを恐れて…。

 

 

別にそこまで目くじら立てなくていいじゃんって自分でも思う。でも、どうにもそのキャラクターのリアリティが揺らいでしまうようで具合が悪くなる。そんな名前つける親っているかね?名前がそのまま能力の説明になってるのってなんで?って。ただ作者の都合に合わせて生まれたキャラクターでしかないって印象を受けてしまう。*2

 

ワールドトリガーの場合

ワールドトリガーを上げるためにヒロアカを下げているようでバツが悪いが、「キャラクターの名前はどうやって考えていますか?」という質問に葦原先生がどう答えたか、引用します。

 

苗字は適当に呼びやすくて特殊すぎないものを、下の名前は、その名前を付けた親のことを考えながら付けています。*3

泣ける。葦原先生の中ではもうキャラクターは記号ではない。世界と関わりながら存在している人物なのだ。名前に関してはこうも言っている

 

連載のキャラに関しては、最初に決めるのは「名前」です。実在感があってしっくりくる名前が決まれば、勝手にイメージが湧いてくるし、頭の中で他のキャラと絡み始めるので、半分以上はできあがったも同然です。*4

葦原先生の漫画で好きなのはこういうところに裏付けられたキャラクターの実在感。どこかの街で本当に生活しているんじゃないかと思ってしまう(思いたくなる)ほどのディテールやキャラクター同士の関係性。ワールドトリガーにはたくさんのキャラクターが出てくるが、どのキャラクターも大事に作られていて、それが分かる描写もたくさんあるから胸が温かくなる。なんか普通に感極まってきた。泣きそうだ。

 

(ストーリーはどの様に思いつきましたか?)

ぼくはストーリーよりも先に、キャラクターや世界観をまず考えます。キャラクターを色々置いて動かしてみて、ここは面白くなりそうだなと思ったところを切り取っていったので、話を考えたというよりは、キャラクターが先にあって、彼らがどんな行動をとるか追いかけていったという感じです。*5

この考え方はTRPGのリプレイとか、蓬莱学園なんかのPBMを想起させる。たくさんの人が実際に考えて作られた物語というか。

 

(隊員は任務も学校もない休日は何をしていますか?)

個人ランク戦で腕を磨いたり、記録を見て勉強したり、趣味に没頭したり、落ちこんだり、爆睡したり、給料を何に使うか考えたり、課題に追われたり、遊んだり、小躍りしたり、墓参りに行ったり、好きな人のことを考えたりしています。*6

本当に好きな文章。キャラクターは至って普通に生活をしている。 そう思わせてくれる、丁寧なキャラ作りと描写が本当に好きなのです。

 

好きなところはほかにもいっぱいある。

よくワールドトリガーの代名詞とされる、ロジカルなキャラクターの行動と物語も好きだし、漫画として非常に読みやすいのも好き。こういうところに作者を感じる。名台詞もめちゃくちゃ多い。胸に響く。キャラクターたちが成長していくのもいい。

上記の質問と回答は、twitterで寄せられた質問に答えるコーナーからの引用なんだけど、そういったおまけ要素がたくさんあるのも好きだ。ワールドトリガーの単行本の空きページは基本的に空いていない。質問コーナー以外にも、その巻で登場(活躍)した人物やチームの紹介だったり、単行本に載らないようなところに掲載した絵や4コマ漫画を掲載したり、キャラクターの人気投票の結果を一人ずつキャッチコピーを付けて発表したり、とにかく充実している。

 

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単行本のカバーを外したところにおまけがあると喜んでしまう。波よ聞いてくれとか、鋼の錬金術師とか。ワールドトリガーのカバー下はキャラクター紹介で、だいたい1巻につき5,6人くらいに一言をつけている。これが単純に面白いのと、他のキャラクターとの関係とか、裏設定なんかが明かされたりするのとで毎回楽しみなんだよな。キャラクターへの愛情と、読者に楽しんでほしいっていう気持ちが表れていて嬉しくなる。あと毎回の作者コメントのイラストがその巻の表紙とシンクロしてるっていうのも好き。

 

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1巻の表紙(この記事のいちばん上のやつ)と比べてみてください。 

 

もうぜ〜んぶ好き!

 

おわりに

ということなのでぜひ読んでみてください。こんなブログ読むより絶対に有意義なので…。長々と書いて申し訳ない。

興味を持った方はまずジャンププラスで100話読んで、そこで気に入ったらぜひ単行本買ってください。そして明日からの連載再開を一緒に楽しみましょう。

shonenjumpplus.com

 

(2900文字 180分以上)

全然うまくまとまらなくて時間かかった もっと上手に自分の好きを言語化できるようになりたい

*1:2ヶ月連続単行本刊行とか。詳しくはワールドトリガー休載の理由、葦原先生の容態まとめ

そんな短絡的に使い潰すみたいなマネしないでほしいよな ジャンプ編集部もさ

*2:話ずれるから注釈にするけど、僕のヒーローアカデミアの1番嫌なところは、ヴィラン(敵)の名前があまりにもヴィランっぽいところ。本名が明らかになっているヴィランそんなにいないけど、赤黒血染とかまるで生まれた瞬間から悪役になることが運命づけられているようでやるせなくなる。結局物語を進めるため、書きたいシーンを書くために用意された書き割りでしかないのかと思ってしまう。ヒロアカという作品自体はとても好きなので、そんなことはないと思いたい

*3:18巻48p

*4:オフィシャルデータブック323p

*5:オフィシャルデータブック328p

*6:13巻28p