トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

京都 190304 下

0304続き

 

前回の

toro-log.hateblo.jp

 

 

そうして本能寺で合流したぼくらだったが、そもそもYと高倉さんは初対面である。Yは高校の同級生で、高倉さんは学科の同期。なんで2人が京都で会うことになったかというと、え〜っと…なんでなんでしたっけ?

 

もともとお互いのことをネット上で知っていたんだよな。Yが高倉さんのブログツイッターを見て興味を抱いたり、 ぼくから高倉さんにYのブログのURLを勝手に送ったりしていたのです(文章がうまいし内容もおもしろいので、みんなにも2人のブログ読んでほしい)。Yは年に半年ほどアフリカで研究をしていたり、高倉さんは一時期大学を休んで南アメリカを旅していたりするし、2人ともよく本を読む。そして2人とも音楽好きで、雰囲気が飄々としている。なんというか、俗世間を超越している部分が多少ある。なので、お互いのことをそれとなく紹介していたのだった。

そんな感じで2人が会ったらおもしろいだろうな〜と思っていて、ちょうどYが高倉さんに会いたいと言う。そして高倉さんに京都旅行を提案してみたってわけです。それがすべてのはじまりさ。

 


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「それがすべてのはじまりさ」の出典です 

 

合流したものの、なんとなく気恥ずかしくて会話もそぞろである。適当に近所の民族楽器のお店に入って、ぽんぽこ太鼓を叩いたり、シャカシャカシェイカーを振ったりする。本来ならぼくが2人に話を振ったり、お互いに紹介したりするべきなんだけど、完全に恥ずかしくなってしまった。自意識の塊だから…。後から考えたらこの時間はなんだったんだ?とは思う。正気に返って店を出、Yの住む家に向かう。

 

半年間アフリカに行っていたYは、渡航前に自分の下宿を引き払っていたため、帰国後に住む場所がなかった。なので現在はやさしい人の家に居候させてもらっているという。ちょうど我々が京都に到着した日から二週間、その家主が海外旅行に行くため、ぼくと高倉さんはYの居候先に泊まってよいということになっていた。ほんとうにありがたいことです。道中、Yのお気に入りの通り(の手前の道)を通ったり、酒屋に入って日本酒を買ったりする。Yと高倉さんはなんとなく噛み合ってるような気がする。テンポが近いというか。

 

Yの家についた。然る後、テトリス武闘外伝をする。

toro-log.hateblo.jpこの記事で書いたように、最近テトリス99を始めて、それ以来ぼくの中でテトリスがブームになっている。Yの部屋にはスーパーファミコンテトリス武闘(バトル)外伝があり、それがおしまいの合図だった。

 

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格闘ゲームのように、4つの必殺技を持つキャラクターを各々選ぶ。テレビ台の上に体温計や薬があるのはYがマラリアに感染してるからです。

 

あなたはテトリス武闘外伝を知っているだろうか。知らないならyoutubeに誰かのプレイ動画が上がっているだろうから、適当に選んで見てみてほしい。そして見ればすぐに分かると思うが、これは本当にとんでもないゲームです。意味がわかりません。ぼくのゲーム観が揺らいでしまっている。

 

なんというか、尖りすぎている。こだわるべき場所を完全に間違えていて、開発陣の誰一人としてテストプレイをしていないんじゃないかっていうバランスで、それなのに奇跡的におもしろいものになっている。っていうか、マジでめちゃくちゃおもしろい。なんで?こんなバランス絶対にダメなんですよ。なのになんで対戦したら盛り上がってしまうんだ?この、各要素の壊れっぷりと、壊れすぎた結果成り立っているギリギリのバランスについてはまた後日ブログに書きたい。とにかく、しばらくテトリス武闘外伝で対戦し「このゲームなんなん!?」などと騒いで晩御飯までの時間を過ごす。高倉さんは落ち物パズル全般好きな感じだけど、この武闘外伝はノーマークだったようで素直に驚いていた。

 

対戦プレイをしつつ、自分の番じゃない間は部屋の家具や本棚を眺め回したりもする。こんなにジロジロ見ちゃ悪いよ〜!と思いつつ、遠慮なく、つぶさに見てしまう。やはり人の本棚を見るのめちゃくちゃ楽しいな。その人の性格や嗜好、生き方がそこに現れてくる。そうしようと思っていないのに、そんな風に人となりが読み取れるモノが好きなのだ。本を買って読む人なら本棚だし、音楽が好きならCDラックもしくはデータのライブラリだし、ファッションが好きな人はクローゼットだし、ツイッターする人ならいいね欄だったりする。まぁ、当然「ある程度」でしかないのだけど。家主の本棚にはぼくの好きな漫画家の作品があったりして、会話もしたことないのになんとなく共通点ができたような気がしてうれしかった。Yに「家主って〇〇好きなん?」とか聞いても何の意義ある答えが返って来ず、逆に感心する。仮にも数週間一緒に暮らしているのになぜそこまで興味を抱かずにこれるんだ?Yは人と交わした会話の内容だとか、一緒に出かけた場所なども割と忘れてしまう男なので、まぁ意外ではないのだけど。

 

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エレベーターにて 

 

晩ごはんを食べる。Yの大学の近くまでバスで移動し、オススメされたトンカツ屋さんに入った。新人バイトの勤務初日だったらしく、先輩がつきっきりで指導していた。メニューがたくさんある分、覚えることも膨大であたふたしているようだった。見ているだけで心臓がぎゅっとなってしまうな。がんばってくれ。ただ、ぼくの味噌カツ定食だけカラシがなかったのは…一体…?あっ、味噌カツ定食ってカラシつかない感じですか…?と思いながらついに食べ終わる。ミスなのか意図なのか全くわからない。美味しかったです。

 

その後すぐにYの行きつけの酒場に向かったのだけど、あいにく開店前だった。すこし離れた別の居酒屋まで歩いていく。ここで一杯だけ飲んだ。隣のテーブルでは男が2人で飲んでいて、彼らの共通の知り合いのすごいロリコンについての話で盛り上がっていた。 つい聞き入ってしまい、三人とも黙る。最初ちょっとウケてたんだけど、聞いてると普通に引いちゃったな。内容にも、そういう話を人前で平然としてしまうことにも。人の振り見て我が振り直せですね。押忍。

 

Yの行きつけの酒場でもう少し飲む。相変わらず店構えと店主の雰囲気と音楽がよい。四人がけのテーブルで、Yの隣に座るか高倉さんの隣に座るか、どうすればいいかわからなくなる。途中でカウンターが空いたのでそちらに移るも、ここでも三人の並びはどうするのが正解なのかわからない。ぼくはもう何もわからない。

 

わりと当たり障りのない会話や当たり障りのある会話をした後、帰宅。当然のようにテトリスを起動。意味わからんくらい盛り上がる。こういうピーキーなゲームはやめ時がない。3時頃にYが離脱、5時頃に高倉さんが離脱。ぼくもそこで寝ようとしたのだけど、全然寝られる気がしない(日中に濃いコーヒーを2杯も飲んだせい。おれはカフェインにめちゃくちゃ弱い)。そもそも三人分のスペースをYと高倉さんが贅沢に二等分していておれはコタツで寝ざるをえなかったというのもある。結局7時頃まで風呂場の明かりで本を読んでいた。何してるんだろ、おれ…と思ったがしかたない。外が明るくなってきてコタツに戻る。おやすみなさい。次の日へ続く。

 

 

食べたもの

夜:味噌カツ定食

酒のあて:小魚、ミックスナッツ