トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

今月よかったもの September_2019

9月のまとめをします。今月よかったものを各ジャンル3-4個ほど選ぶってだけです。楽しいのでみなさんもぜひ。

 

 

 

映画

大学のすぐ近くで一人暮らしをしていたのだけど、契約更新のタイミングでの引越しに失敗し、今は親の家に住ませてもらってます。これがな〜…もう学校から遠いのなんの。時間はかかるし電車は満員だし最悪!!!と思っていたのも今は昔。iPadNetflixの動画をダウンロードし、充実した通学時間。パソコンの前でジッと見るのはソワソワしちゃって苦手なんだけど、移動中だとソワソワするほどやることないので集中できていい感じ。そんなわけで親の家にいる間は結構な本数映画見そうな勢い。目が焼けただれるまで見るぞ〜。

今月よかった映画

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック

 

クエンティン・タランティーノ監督の最新作。登場人物たちのちょっとした仕草とか会話とか風景がなんとなく魅力的。長いこと物語が進まなくてちょっと退屈なんだけど、その退屈さが心地いい。

ご存知のとおり、現実のある凄惨な事件をモチーフにした作品。その事件が起こる日も描かれるし、被害者の天真爛漫な姿も、事件の実行犯たちの不穏な空気も描いてる。でも、結局この作品ではそんな事件は起こらない。間一髪のところでタランティーノっぽい笑いと暴力描写で「なかったこと」になる。本当にこのシーンは笑えるのだけど、一方で「なかったこと」になってるからこそ、余計に事件があったことを強調することにもなっているんだよな。映画館を後にしながら少し落ち込んでしまった。それだけいい映画だったと思う。将来犬飼おうってて思いました。筋肉もりもりの犬。

 

ゴッドファーザー 

何回も見ようとしては挫折を繰り返してた映画。名作だしな〜とは思ってたんだけども…。一気に見るのは無理だから、途中で一時停止したり巻き戻したりしてもいいという甘めのルールを設定して、ついに見終わりました。

イタリアンマフィアのファミリーに対する温かさと裏切りに対する厳しさの乾いた描き方や、アル・パチーノの存在感がとてもよかったです。ただ、登場人物が多かったり名前が紛らわしかったりして混乱しました。巻き戻してようやく分かったことが多くて、これは二回見たらもっと楽しめそうだな〜って気持ち。見れてよかったです。

 

パディントン2
パディントン2(字幕版)

パディントン2(字幕版)

 

パディントン2!!!!!!めちゃくちゃよかったです。

前回に引き続き、紳士な熊が周囲を巻き込んで冒険してるうちに、いつの間にかみんなを幸せにしてたって王道のストーリーライン。そもそもの発端が「お世話になったおばさん(熊)へのプレゼントに、飛び出す絵本を買ってあげたい」っていうところがもうほっこり。そのためにバイトしてお金を貯めるんだけど、本を盗まれてしまい、それだけでなく濡れ衣を着せられて刑務所に入れられてしまって…。ここでの囚人のやりとり本当に最高なのでぜひ見てほしいな〜。「現実味がない!」っていう人いるかもしれないけど、そもそも喋る熊がロンドンでダッフルコート着て暮らしてる時点で現実味なんてないんだわ。終始笑顔になれる作品です。ぜひ。

 

無ケーカクの命中男/ノックトアップ

 2007年のセス・ローゲン主演作。これからだ!ってキャリアウーマンがダメ男との間に事故的に子供を作ってしまって…的な話。コメディでしょって軽い気持ちで見始めたのが甘かった。いや、笑えるんだけど、想像以上に「マジ」の話です。セス・ローゲン演じるダメ男が本当にダメで、いやまぁ劇中では23歳の若造だからしょうがないっちゃしょうがないんだけど、ぜんぜん手伝ってくれないし、パートナーに負担を強いといて今までの趣味や仲間を卒業しようとしないのが本当にありそう。自分だったらどうなんだろ…って考えてしまうね。一方で彼なりに戸惑ったり真摯に向き合おうとしたりしていて、すごく応援したくなるんだよな。示唆に富むセリフが多くて、みんな見るといいと思います。

 

音楽

新しいイヤホン買いました。

final E2000 カナル型イヤホン マットブラック FI-E2DAL

final E2000 カナル型イヤホン マットブラック FI-E2DAL

 

ワイヤレスのと迷ったんですけど、長時間使うならこっちなんだよな。充電もたないから。とはいえその便利さも十分知ってるので、またお金が余ったらワイヤレスのイヤホンも買おうと思います。お金が余るなんて経験したことないが…。

 

今月よかった音楽

Taste / Bolbbalgan4


日本語字幕 【 Taste 】 BOL4 볼빨간사춘기

韓国のデュオ、Bolbbalgan4がこないだ出したEPから。ぼんやりツイッター見てて知った人たちです。ツイッターにはいつも感謝してる。Kpopっぽいメロディや展開、ノリがややあると思うんだけど(特にworkaholicって曲の序盤とか)、どの曲もボーカルとギターの音色が際立ってて好きです。このtasteって曲は特にそこらへんがいい具合にミックスされてると思う。

 

敵がいない国 / KREVA


KREVA 「敵がいない国」(Music Video Short ver.)

キャッチーなメロディと「敵がいない敵がいない」のフレーズがとにかく頭に残る!ビートもラップも特に難しいことやってるわけではないのに、一つ一つが高い技術で丁寧にやってるから(それっていつものKREVAなんだけども)、全体的にクオリティがめちゃくちゃ高い。しかも、曲の展開が早くて全然ダレなくて楽しい。言うまでもなく韻が硬いし*1、聞いてるだけで楽しくなるような言葉の使い方をしていたりして*2、さすがKREVA。詩の内容もとても尊敬できる姿勢だし、自分、ついてくっす…

 

大人になっても / lyrical school

soundcloud.com

これJinmenusagiの仮ボーカルバージョンです。原曲もいいけどこっちもグッとくるね。ちゃんとハモリも入れてて少し笑っちゃう。メンバーからアンケートとって、それぞれのエピソードを入れ込みながらリリック作ったそうです。

 

2年前(もう!?)のメンバーチェンジ以降、lyrical schoolに対して距離をおくようになってしまってました。楽曲は聞くしもちろん好きなんだけど、でもそれぞれのパーソナリティについては興味を持たないようにしていたんですよね。あまりに大規模なメンバーチェンジだったから、それまでのlyrical schoolと別物になってしまったような気がして。tengal6時代から少しずつ成長して大きくなっていたのに、なんか急に外側から形が整えられたような…。でも、まぁ別にここしばらくの活動を見て「やっぱりlyrical schoolだ!」って涙を流したわけではないんですけど、二度目のメジャーデビューをしたりとかってやっぱり頑張ってるんだなって…。グッズを手売りしたりさ…。ぼくの知ってたlyrical schoolではなくなって久しいけど、もっとちゃんと好きになろうって思いました…。

 

↑これなに?キモ…。

 

というわけで今回のアルバムもよかったです!相変わらずアートワークも最高やね。

 

 

youtu.be

このPVもかわいらしいし…。もっとひとりひとりのこと好きになってみたい気持ち。

 

燦々 / カネコアヤノ

こんなの聞いていいの?という気持ちになる。メロディも歌詞も、ふとした瞬間に聞こえてきたフレーズがめちゃくちゃ刺さってしまう。私小説的な詩の作り方をしてるんじゃないかと思うけど、そのどこかに自分自身を重ねてしまうような普遍性があるな〜って。それって詩だけじゃなくて、歌声やメロディ自体が共鳴させるような力強さがあると思いました。すごくいいアルバムやね…。

youtu.be

「燦々」※初回盤(CD+DVD)

「燦々」※初回盤(CD+DVD)

 

 

 

netflix導入してから読書量が劇的に減っちゃったね。

今月よかった本

SHOE DOG / フィル・ナイト 
SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

 

ナイキ創業者の自伝。スタートアップ特有のエネルギッシュなエピソードは当然おもしろかったのだけど、この人が人格的に欠けてるところが酷すぎて引きながら読んでました。自分の好きなように進めたい、その邪魔になるなら味方でもないがしろにする、みたいな感じが…。それが経営者としては強いやり方なのかもしれないけど、一方的に愚鈍な人物のように書かれていたり、邪悪な人物にされた人たちがかわいそうになるね。とほほ…。でもやっぱりスニーカー創世記の話は単純におもろかったです。 

 

資本主義リアリズム / マーク・フィッシャー
資本主義リアリズム

資本主義リアリズム

  • 作者: マークフィッシャー,セバスチャンブロイ,河南瑠莉
  • 出版社/メーカー: 堀之内出版
  • 発売日: 2018/02/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (2件) を見る
 

かなりこの時代を表してる本だと思います。堅い理論書とかではなく、ややエッセイ的な本。

例えば資本主義ってもう行き過ぎていて、資本主義から離れようと「丁寧な生活」をしたり、ヒップホップ的な「リアル」な生き方をしたりしても、結局それも資本主義を肯定してしまう。結婚や恋愛すらも資本主義の再生産のための手段で、とにかくそこから逃れることはできない。しかも、資本主義の代わりになるものすら想像できない。そんな絶望と諦めがある。それが資本主義リアリズム。

読んでて気が滅入ると同時に、これこそが今ぼくらが生きている世界なんだって、頭が寒々と冴えていく。じゃあどうすればいいんだ?っていうのは正直全然わからないけど…。

 

 

その他

映画、音楽、本以外の全て。

今月よかったその他

ストリートグルメを求めて

Netflixのドキュメンタリー番組。アジアの屋台や屋台発の食べ物を特集する。各回それぞれ一人の店主をメインとして、その国の他の食べ物をさり気なく紹介する感じ。オススメは最初のタイ バンコクミシュランの星を獲得したおばちゃんの回と、台湾回。台湾回はヤギおじさんという、謎の禍々しい料理をする男性がおもしろかったです。ガスマスクしないと肺が焼けるってなに?ガスマスクをしても3時間休まないと眠れないってなに?なんにせよ、結局人間ってバイタリティと気持ちが一番大事なんだなって思いました。

 

weekly knag

knagさんのブログです。

knag.hatenablog.com

weeklyって言ってるのに全然頻繁に更新してるな。基本的に日記なんだけど、作る料理が美味しそう。日記の内容もあんまり自分を繕わない自然な感じがいいな〜って思って読んでます。いいな〜。

 

ギャラリー間

jp.toto.com

TOTOの運営する建築の専門ギャラリー。こないだ大学で館長のレクチャーを聞いてから行きたくて行きたくて…。毎回クオリティがめちゃくちゃ高いのに無料で行けるのがすごい。ゆっくりしたペースで、その時代、その人の空気をきちんと空間に立ち上げるような展示ができるのはすごい。そして安定した予算を出すTOTOも偉い。今ベルギーの設計グループの展示やってるのでみなさんぜひ。

 

今月のまとめと来月の展望 

9月か〜。研究室旅行したり引っ越そうとして失敗したり結果親の家に居候させてもらうなどしました。親は基本的にめちゃくちゃ早寝早起きをする人たちなので、これを期に健康になれそうな予感。食事も結構栄養バランスいい感じで、事実今急激に痩せつつあります。ありがて〜。3ヶ月間だけの生活ですが、うまく活かしたいですね。

 

もうすでに授業は始まっていますが、10月以降は新学期。大学の近くに住んでたころよりも何故か頻繁に大学に行ってるのでいい傾向です。ここ数日毎日研究室にいたのですが、「おっ レアキャラがいる」的な反応をされてしまいまいした。そうなんだ…おれってレアキャラだったんだ…。自分が研究室に行くときには必ずいたから気づかなかった…。まぁこれからは研究も進めていきたいね。

 

そんな感じです。来月もお楽しみに。

*1:『ここはまるで【敵がい「ない】国」

絶「対無理」 なん【て言わない】あなたが「大好き」』のとこ、2つの韻が混ざってる

*2:『ゆらゆら U.F.O. 踊らなくたっていい 揺れよう』の口ずさみたくなるようなフロウとか『誰と戦うでもない 不戦勝』のスタッカートとか