トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

ビルの悪癖/老いが怖い/GA JAPANを読む

最近思ったこと書きます。

 

ビル・ゲイツは大学生のころまでは物事を先送りにする悪癖を持っていたらしい、と友だちがツイートしていたので、ってことはあと5か月ほどはグダグダしててもいいなと思った。このエピソードが事実じゃなかったらかなり困るのでGoogle検索すらしません。見てな。気が狂うまでグダグダしてやる。

 

なんてことは思っても言わない方がいい。この話の本来の意図は「人の性質は変えようと思えば変えることができる」ということにあるはずだ。どこかのビジネス書に書いてありそうな内容。大学入ってからというもの、自分の怠け癖・先送り癖が顕著になってたのだけど、それが甘えなのか「交換することのできない永遠の部品」なのか判断がつかなかった。判断つけるのが怖かったというのもある。甘えだとしても、今さら変えようのない性質だとしても、どっちでもしんどいから。先送りにする癖があるって時点で話は終わってて、あとはそれをどうするか、しかない。ビルはそれをどうにかできたわけだし、実際は誰にでもできるはず。やらない言い訳ばかりしてないで、なるべく思った時にすぐ行動するようにしよう*1

 

 

ジオクレイパー ベーシックユニット 高層ビル TYPE-C

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朝大学に向かう途中、見た目80歳手前くらいの女性が横断歩道を渡るのを見ていた。キャリーバッグを引いている。急いでいる様子だった。危なっかしくて「転びそうだな〜」とぼんやり思っていたら、足がもつれるとはこのことか、と思ってしまうほどベタに足がもつれて転んでしまった。一瞬で肝が冷えて、すぐに駆け寄って声を掛ける(頭を打ったように見えたので、さすがにスルーできなかった)。近くにいた女性二人組と一緒に助け起こすのを手伝ったり、無様にオロオロしたりしていたが、結局その女性は無事立ち上がった。普通に会話できるのを確認してそそくさと立ち去る。

 

しばらくしても胸がドキドキしていた。怖かった。改めて思うが老いが怖い。率直に言うと年を取りたくない。普段接するのは大学生ばかりで、年齢が上といってもせいぜい親世代くらいだろう。周りに高齢者はいないし、祖父母は遠くにいて触れる機会がない。だから驚いた。助け起こす時に触れた二の腕は帝人の新素材?ってくらいスカスカにふやけていた。普段の生活では体験しない感触。なんというか、不謹慎かもしれないけど、副詞で言うと「かろうじて」って感じの感触。いつかこうなるのだろうか。少し急いだだけで転んでしまう。誰しもがそうなる可能性がある。恐ろしい。人生は有限で後戻りはできないということが思い出されてしまう。マジで今この時間を無駄遣いするってとんでもない贅沢なのかもしれない。年取るのが怖いなんて思いたくはなかったけど、実はそう思ってたんだなって話でした。負担の少ない助け起こし方がわからなくてまごついたので、ちょっと調べてみる。

 

youtu.be

仰向けにした後に、背中を押して支えてあげるべきだったっぽい?(後回しにしないですぐ検索!立派!)

 

GA JAPANのバックナンバーをちらっと読んでいた。ちゃんと読むと当然おもしろいし、空間を体験してみたい・作ってみたいとワクワクしてくる。93号の「現代建築を考える○と×」*2山本理顕設計の福生市庁舎を扱っている。GA編集長二川幸夫と設計者の山本理顕、それと内藤廣の3人で座談会をしている。二川幸夫のざっくばらんな話しぶりと鋭い目がおもしろい。自分の設計についていろいろ言われてムッとしたりたじろいだりする山本理顕も個人的にはめずらしかったし、内藤廣が引き合いに出されるたびに「やめてくださいよ〜!」的なこと言うのもおかしかった。盛り上がっていた。

 

いろいろおもしろい話をしていたのだけど*3、特に印象に残った話があって、「コンペで選ぶ側にも責任はあるはずなのにそれは果たされない」という話、そして「建築家が未来を語れるクライアントがオーナー企業と個人住宅しかない」という話。前者はわりとよく聞く話だし、本当にそうだよな〜って思うけど、後者は個人的に盲点だった。建築家がビジョンを共有してよいものを作れるかどうかって当然クライアントにめちゃくちゃ左右されちゃうよな〜。例えば市の施設を設計するとして、選挙で市長が代わったりしたら計画も見直されちゃうかもしれないし、企業の社屋を作ろうにも雇われ社長は会社の精神よりも経営のことばかりでどうもならない。法律や環境的な基準ばかり見て、空間の質や体験を想像しない。的な。

 

建築学科にいるとわからないけど、世間一般的に建築・建築家ってどういう扱いなんだろう。今更だけど。もっと建築家を上手く使う、誰しもが嬉しくなるような構造にならないものですかね!他人事ですけども!!あと日建設計の亀井社長と二川由夫現編集長の対談?インタビュー?とか、石上純也の話もおもしろかったな〜。「見る人に謎解きを強いるようなヒントは極力消したい」って話、なんか知らんけど気になった。どれもふわっとしか読めてないので、改めて頭使いながら読まないとな〜。

 

 

GA JAPAN 154

GA JAPAN 154

 
GA JAPAN 145

GA JAPAN 145

 

 

そんな感じです。あとはこの記事おもしろかったです。

完全にラジオの時みたいなブーストかかってて読んでて声出して笑ってしまった。チョコボールの話とか最近の腱鞘炎の話みたいな、どんどんエスカレートしていく感じ。

*1:宣言だけで終わりがち。でもそれは嫌だったので先送りにしてたメールの返信をパッとこなしました。偉い。

*2:好きな企画。最近はあんまりやらないけどもっとやってほしい。

*3:山本理顕がレンガを使ったことについてとか