あけましておめでとうございます。2018年のよかった映画を紹介します。
音楽と本のやつ読んだ?読んで!
読み終わるまで待っててあげるから読んでください。読まなくても全然大丈夫です。
映画
2018年、まじで全然映画見れてなくて悲しかったです。たぶん去年の半分以下。単純に院試や卒論で時間がなかったのと、集中力が落ちてしまったのか、家で見てても途中でやめちゃったりしてたのとでだいぶ減りました。とほほ。
とはいえ映画は最高。見る映画見る映画おもしろいのばっかりでとてもよかったです。見る本数が少なくても映画が好きだって胸張って言えるな…なんて見終わる度にそう思ってました。
では2018年よかった映画、映画館で見たのと家で見たのとそれぞれ3作ずつ挙げたいと思います。
↓選んだやつ
【映画館でみたの】
来る
レディプレイヤー1
ギフテッド
【家で見たの】
アドベンチャーランドへようこそ
マジカル・ガール
ゲームナイト
ちなみに以前の。
映画館で見たやつ
早速なんですけど、3作選ぶの無理でした。無理じゃない?無理なんですよ。思い出した順に書いていきます。
勝手にふるえてろ
完全に2018年のベスト映画でした(2017年公開ですが見たのは2018年)。すばやいテンポ、光や音演出のわかりやすさ、キャストのハマり具合、どれをとっても好みでした。しかしなによりも素晴らしかったのが松岡茉優。本当に最高でした。終始笑える映画の見せ方だったのが中盤の出来事で石を飲み込んだように気が重くなってしまう、その罠の張り方もよかったです。感想ダラダラ書いたので読んでください。
それと映画体験としてもよかったな。満員の映画館で、みんな素直に笑ったり息を呑んだりしていて、観客の一体感が心地よかったです。シネマカリテ好きになりました。
勝手にふるえてろ、ブルーレイ買ったので気になる人声かけてください…。
きみの鳥は歌える
完全に2018年のベスト青春映画でした。本当によかった。
映画における作りもの感ってどうしても鼻についてしまって嫌なのですが、きみの鳥はうたえるはフェイクが全然なくて(目立たなくて)、今でもこの三人がどこかにいるような気がしてしまうほどです。特に二段ベッドの濡れ場やコンビニのシーン、花を盗むシーン、そしてクラブのシーンが好きです。小道具や衣装も登場人物が自ら選んだようなリアリティがありました。あと音楽の好き。
過ぎゆく若さの季節をみっともなく、だらしなく、でも誠実に美しく描いた、本当にいい映画だと思いました。ぜひ。
来る
完全に2018年のベスト松たか子映画でした。全力のホラーエンタメ。
正体不明のバケモノに狙われる家族と、彼らを守ろうとする友人や呪術師の物語です。この一文でも分かるような荒唐無稽なストーリーなのですが、バケモノの輪郭が全くつかめないような描写と物語の運び方、豪華キャスト陣の尋常じゃない演技力で全然嘘っぽさがなくて本当によかったです。終始ドキドキしっぱなしのいい映画。ぜひ…。
レディプレイヤー1
完全に2018年ベストエンターテイメント映画でした。一本の映画で5回くらい泣いたの初めて。
ゲーム、音楽、映画、アニメ、etc...すべてのカルチャーとそれを愛するボンクラたちを肯定する映画です。ベタな展開やキャラクター造形も気にならないほどの怒涛の映像。細々としたパロディというかカメオ出演というか、とにかくいろんな実在のキャラクター*1がたくさん出てきて見ていてずっとニヤニヤしてしまいます。映画を、ゲームを好きでいて本当によかったって心から思えた映画でした。
ブラックパンサー
完全に2018年ベストヴィラン映画でした。とにかく悪役がいい。
安心と信頼のマーベル・シネマティック・ユニバースの中でもぜひ見てほしい一本です。他の作品を見ていなくても楽しめます。黒人を中心としたキャストだとか、韓国市街地でのカーアクションなども話題ですが、もう何よりも悪役のキルモンガーが本当に本当によかった!!一度は主人公を打ち破る強さ、復讐に取り憑かれてはいるものの最初から最後まで貫いている一本気、そして父親との記憶。とくに最後の父親関係のエピソードはかなり泣きました。ぼくは父親との関わりのエピソードですぐ泣く。
いい映画です。ぜひ…。
若おかみは小学生!
完全に2018年ベスト号泣映画でした。大人も子供もこれ見て。
児童向け文学のアニメ化とは思えないほどビターな物語です。親を亡くした子が温泉旅館の仲居として、生きていくために働く…。初めから重い展開なのですが、主人公が幽霊の友人や宿泊客と関わっていく中で少しずつ成長したり傷が癒えたりする過程がよかったです。
ところどころに挟まれる、ある一連のシーンが本当に…今思い出しても泣けます。いい映画なので…ぜひ…。
デッドプール2
完全に2018年ベストバカ映画でした。バカバカしくてカッコよくて最高。
前作より明らかにパワーアップした素晴らしい続編です。感想ちょっと書きました。
バカバカしくてあるわけない設定なのにフェイク感があんまりないんですよね。CGのクオリティが高いのと、ライアン・ゴズリングのアドリブが為せる技でしょうか。意外とシリアスなストーリーラインの随所でボケまくるせいで、ずっと楽しく見れました。続編も楽しみ。
犬ヶ島
完全に2018年ベストオシャレ映画でした。やっぱりウェス・アンダーソンは最高だぜ。
ま〜オシャレ。レイアウトも色も声の抑揚も音楽もギャグも全部計算づく。見ていてうっとりすると同時に、情報量の多さに頭がパンクしそうでした。特に今作は舞台が日本で、人間の登場人物は字幕版でも日本語を話すので大変でした。ウェス・アンダーソン、ファンタスティックミスターフォックスが大好きだったので今作も楽しかったです。 ぜひ。
ギフテッド
完全に2018年ベスト子役映画でした。こんな素敵な女の子おる?
とにかく子役がよかったです。賢くて小難しくてでもやっぱり子供で無邪気でとにかくかわいい子でした。ほかの登場人物はあんまり思い出せません。子役を見てください。絶対に…。
その他
えっとね〜あとね〜スリービルボードもよかったしシェイプオブウォーターも素敵だったしね〜レッドスパローも痺れたしヴァレリアンはカーラ・デルヴィーニュがめちゃくちゃかわいかったしね〜んっとね〜あのね〜ジュマンジも熱かったしとにかく映画って最高なわけ。映画はいつも最高。2019年はもっとたくさん映画館で見たいな〜。たくさん見ていい?いいよね?
はい。見ます。よろしくおねがいします!!!!
旧作
本当に申し開きのしようもないほど家で映画見れなくなりました。集中力のなさ!すぐ携帯電話触っちゃう!たすけて!!お菓子と炭酸飲料用意しといて最後まで映画見れないの、完全に太り損なので悲しい。
アドベンチャーランドへようこそ
オススメのやつで教えてもらった映画です。ほろ苦青春映画…。
登場人物のどいつもこいつも愚かなのだけど、それぞれに傷があってどうしようもなく愛おしくなります。何気ないシーンの一つ一つに胸を打たれたり切なくなったりしました。いい映画です。ぜひ…。
あとクリス・スチュワートがとても可愛かったです。
マジカル・ガール
これはねぇ…身の毛もよだつ映画でした…。
魔性の女性たちと彼女らのために滅びゆく男性たち。ずっと生傷を触られているような、じわじわと痛む嫌な映画なのですが、伏線というか、細かい要素がきちんと活きていて感心します。クライマックス、主要登場人物が交差するシーンは本当に最悪。ぜひ見てみてください。
ゲームナイト
めちゃくちゃ笑った。楽しい映画でした。
途中、腕に残った銃弾をコンビニで買った道具で取り除くっていうシーンがあるんですけど、ここで2018年イチ爆笑しました。いや〜最高。多少のグロシーンで緊張して、ポンコツな行動で緩和されて、それがパッパパッパ切り替わるので腹抱えて笑いました。
映画全体としても要素の取りこぼしも少ないし、キャラクターも多いのに割ときちんと描いていて、最後にはどんでん返しもあってよい映画。ぜひ。
ウォールフラワー
エマ・ワトソンが魅力的すぎる…。
青春映画ですね…。音楽がとてもよかったです。あと登場人物がみんな優しくて、なぜならみんな傷ついているからなのだけど、とにかくみんな好きになります。本心を押し隠していた主人公がついさらけ出してしまうシーン好き。
まとめ
そんな感じです。とてもよかったな〜。2019年はもっと気軽に映画見たいですね。あとクラシックをきちんとさらいたいという気持ち。
あと、映画を見ての感想や評価もきちんと残したいです。自分にとって何が大事かっていうのを毎回考えて見たい。ブログにちゃんと書いていこ。