トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

嘘の故事成語

なんせ乾燥肌なもんで、これからの季節は警戒が必要です。秋冬になるにつれて顔の肌がカサつきだして、ヒリヒリとしてしまう。表情を変えるだけで顔が引きつって痛いし、一も二もなく保湿です。洗顔のあとに化粧水と乳液が欠かせないのはこういう理由。

 

とはいえ、化粧水と乳液には特にこだわりもありません。まぁ間違いはないだろうということで無印良品のものを使っているだけ。どんな成分が入っているのかも知らないのですが、値段がやや安いから、そして「考えなくていいから」というのが無印で買う理由です。特に美肌を目指しているわけでもなく、当面乾燥しないように、という目的しかないからこの程度でいいのですが、詳しくなったら掘り甲斐もあるかもしれませんね。まぁ、そこまで手も回りませんし、今のところこれで上手くやっているのでよしとしましょう。ケアを忘れないかぎりは潤い続けるのです*1

 

ところで、いちばん潤っているのって手のひらですよね?結局のところ…。だって、容器から顔に至るまでに、どうしても一回は手を介さなくてはいけないのだから。もちろん、化粧水を顔に直接スプレーするなら話は別だけど、それでもまんべんなく広げるためには手のひらを使うじゃないですか。使ってる化粧水もしくは乳液の、実質半分くらいは手の方に行ってませんか?コットンを使え、みたいな話は今ぜんぶ無視します。

 

と、化粧水を塗るたびに思ってしまいます。そして同時に、これめちゃくちゃ故事成語っぽいな〜、と、思わずにはいられないのです。

 

「乳液、手を潤す」

 

ほら。完全に故事成語ですよね?ただ、これは略式の表現ですね。正式には

 

「乳液、顔潤さんとて手を潤す」

 

これです。これなんですよ。古代中国の書物に残っているのは。そしてこれって、熟語で言うところの

 

「潤手(じゅんしゅ)」

 

なんですよね。

 

やっぱりそういうことなんですよね。故事成語だったんです。化粧水と乳液を塗るときの故事。どういう意味なのかはハッキリとしないけど、たぶん「右から左へと受け流す立場が実は一番儲かる」みたいな、あくどい話なんじゃないでしょうか。自分の国で荒稼ぎしている商人を評しての、王様の側近が出した喩えなんでしょうね。中国文学にはあまり詳しくないので知りませんが…。

 

的な、嘘の故事成語が好きで…。たとえば、これずっとどこかで使おうと思って温めてたんですけど、「小説家になろうとして辞書を読む」。この書き方だとだいぶアメリカの比喩表現っぽいですが*2、「書生、辞書を読む」だと故事成語っぽい。意味は「遠回りな努力をして満足すること」とか?それっぽすぎるな。知らないだけで本当にあるんじゃないか?もしそうだったらごめんなさい…。

 

あと、これは故事成語らしさは薄いけど「セロハンテープの上にセロハンテープを貼る」というのもイチオシです。そうですね、おっしゃるとおり、「その場しのぎを重ねても意味がない」みたいな意味です。補強のつもりで貼り重ねても、結局一気にベリっと剥がれちゃうから…。やっと発表できたな〜。これもう5年くらい言うタイミング伺ってたのでめちゃくちゃスッキリしてます、今。

 

ということで以上、「嘘の故事成語」のコーナーでした。みなさんも嘘の故事成語、マイ故事成語の方、どしどしお送りください。それでは、また来週…。

*1:なんかの示唆か?

*2:「おいおいクリス、それじゃまるで小説家になろうとして辞書を読むようなものじゃないか!」(どっ)