トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

ある程度まとまりのある文章を書くことが、いつのまにかぼくにとって困難になってしまった。文章を書くのは好きだ。だが、得意だとはもう思えない。もう、ということは、少し前までは得意だと思っていたわけだ。恥ずかしいことだね。

 

 

文章を書いているとたまに、書かれた文が自分の考えていたことを追い越してしまうことがある。想定していた着地点の、その一歩先まで気づかぬうちに辿り着くことができる。ぼくはそれが好きだ。書くことによって思考がドライブされる。それは濁流に飲み込まれるような感覚で、どうなるかわからない焦りと、一方で流れに身を任せることの安心感が同時にある。

 

このドライブ感が全然出なくなってしまった。近頃はもう、文章を書いていてもそこまでのめり込むことができない。どこかが詰まっているような嫌な閉塞感ばかりがある。集中できていない。

 

前もブログに書いたが、この流れというのは頭の中に張り巡らされた鉄パイプを流れている。あくまでイメージの話だ。今のぼくは、手入れを怠ったために錆び付いてしまった鉄パイプと同じ状況にある。どうしても流れが阻害されたり、詰まったりしてしまう。これまで何度かその掃除をしたが、結局日々使わないなら錆びつくのも仕方がない。蛇口を捻っても出が悪いし、出たところで赤い水だ。

 

また手入れする必要がある。焦っている。自分の頭の中にあるいろんな考えを、このまま死蔵させてしまうのはあまりにもったいない。もったいないと考えているのは自分だけなのだが、だからこそ自分で書かなければいけないはずなのに。

 

こうして宣言することは自分にとっては墓穴を掘るのと一緒なのだけど、これから簡単な文章でもいいから、毎日なにかしら書いていけたらいいと思う。とりあえず11月いっぱいは…。よろしくお願いします。

 

追伸

最近、種田山頭火の句をさらいたいなと思って句集を読んでいる。「水音のとけていく水音」という句がよかった。