トロログ

トロニーのブログ、略してトロログ。

今月よかったもの July_2020

7月です。 梅雨長かったね〜。前半は調子よかったんだけど、後半はかなり不安定になってた気がします。というわけで、今月もよかったものを振り返っていきます。

 

 

 

映画

新作映画が公開されるようになっても映画館にあまり行ってないのはなんなんだ。単なるものぐさか。

バック・トゥ・ザ・フューチャー

レゴ (LEGO) クーソー デロリアン・タイムマシン 21103

金曜ロードショーで放送されてました。その時は見なかったのに、後で気になって配信で見ました。ダサ…。過去に見たことあるはずなんですが、新鮮におもしろかったです。おもしろい映画もっと見たいぜ。

そういえばpunpeeの「後ろのジョックスに酒かけて 息子直々にチャンス作ってやるぜ」ってリリック、直接バック・トゥ・ザ・フューチャーには関係ないのかな?MVでBTTFっぽい雰囲気出してたので目を皿のようにして見てたのにわかんなかった。詳しい人教えてください。 

 

「イップ・マン」シリーズ

イップ・マン 序章 (字幕版)

 

かっこよかったですね…。常に民衆の、負け犬たちの味方として立ち上がるイップマン師匠…。優しさの奥には支配に対する怒りがあって、それがアクションに凄みを足していました。詠春拳って素早さと手数の拳法だから、一見すると弱そうに見えてしまうんですが、怒った時のイップマン師匠は本当に人を殺す拳を放つからね。あと、道場荒らし→強盗のカム師匠も好きです。育った環境が彼の無知と強さに繋がり、結果として、他人の築き上げたものを奪うことが王道だと思いこんでいる。本来は真っ直ぐな男なのだと伝わってきて切ないです。2作目で改心してたのもよかった…。

シリーズ最新作まだ見れてないな〜。そろそろ映画館に見に行きたいと思います。

 

オールドガード

The Old Guard Vol. 1: Opening Fire (English Edition)

アメコミ原作のアクション映画。と言えば今までのDCやマーベル作品と同じですが、この作品はシャーリーズ・セロンが主演ってだけで全く違う輝きを放ってます。かっこよすぎる…。太古の昔から人類のために暗躍してきた不死の軍団のリーダーがシャーリーズ・セロン。強さと諦観を併せ持つ、頼れるのに危うい影をもつキャラクターとして描かれてます。今までのシャーリーズ・セロン主演アクション映画って、結構切羽詰まってる演技が多かった気がします。今作ではむしろ余裕というか、逆にやさぐれてる様子。1000年以上も人間のために戦っといて、なんも改善されてないと思えばそりゃそうよね。他の不死者たちのキャラクターもめちゃくちゃよくて、さすがアメコミ原作だなと思いました。コミックが原作だと、キャラクター造形と関係性が、作品のスパンを越えて練られてることが多い気がします。このあとどう展開されてくんだろうな〜。続編見たい!! 

 

音楽

今月はラジオの影響が大きかったです。1/3がラジオ聞いてていいなって思った曲。残りはSNSとネットサーフィンの結果。

 

 

Addicted / JMSN


JMSN - Addicted (Audio)

 

小袋成彬のラジオ番組で紹介されてました。 

www.j-wave.co.jp

小袋成彬のラジオ、ここ数ヶ月は一つのアルバムを順番に聞いていって、副音声的にコメント挟んだりリアクションしたりっていう形式になってます。これがちょうどいいんだよな〜。ゲストが来ても話しすぎず、あくまで音楽を紹介するっていうのが中心になっている。アルバム一枚を順番に、っていうのがいいよね。自分でアルバム探して聞いちゃう。

 

Shibuya / POPS研究会 × Midas Hutch


Midas Hutch & Pops Kenkyukai "Shibuya"

 

オランダのプロデューサー、JengiがMidas Hutchの曲をリミックスしていて、ふ〜んMidas Hutchって人がいるんすね、って検索したらこの曲が出てきて、POPS研究会ってなんだろ、って思ったらstarRoの別名義でした。グラミーのリミックス部門でノミネートされたことで有名な人です。日本人で唯一のはず。あと個人的にはサラリーマンとの兼業ミュージシャンで活躍してきた人として認識してます。

 

渋谷の退廃的・刹那的な人々と街の景色を切り取った一曲。日本語と英語が混色する歌詞が気持ちいい。「どうなってももういっかー、壊れてももういっかー」の部分がくせになる。消費消費消費で疲れ果てて憧れの自分に辿り着く前に行き止まり、みたいな。話題になった「普通の人でいいのに!」って漫画の場面場面と似ていて、少なからずみんなが共有している感覚なのかもなと思った。資本主義リアリズムを読んだ時の絶望感にもつながる。

 

comic-days.com

 

ナイスポーズ / RYUTist
ナイスポーズ

ナイスポーズ

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

 

楽しくて寂しくてハラハラしてドキドキして、最後の展開で多幸感からの号泣。柴田聡子の曲はいつも感情を揺さぶってくるけど、それがRYUTistの健気な(アイドルの歌の稚拙さを表す常套句だけど、そうでなく単純に歌はうまく、その上で素直で真っ直ぐな質を持った)歌声と重なり、さらにいうとアイドルソングの歌割りやコーラスのうねりも相まって、もう、もう、もうだよ!よすぎ。歌詞の背後にあるストーリーも、よくあるボーイ・ミーツ・ガールでもガール・ミーツ・ガールでもない、固有に見えてくる世界。RYUTistと柴田聡子の双方が今までに積み上げてきたものが幸福に融合してできた曲なんだな、というそのこと自体が嬉しくて、もはや曲を聞かなくても泣けてくるな。インタビューがよかったです。

mikiki.tokyo.jp

 

もっとじっくり、延々と読み終わらないような本を読むべきな気もしてきた。簡単に読める本ばかり読んでるフシがある。

彼女たちの部屋 / レティシア・コロンバニ 

彼女たちの部屋

7月のSAVABOOKS CLUBの海外小説でした。今までキャリアや恋人のために自分を殺し、ある出来事によって人生に絶望した女性が、虐待被害者や移民女性を保護する女性会館で代筆のボランティアを通して、何かを取り戻す物語。

フランスの女性会館という実在する組織・建物を舞台としています。この女性会館の創設者と、現代の主人公の物語がそれぞれ交互に書かれており、両者の方向性の違いが初めは不安定に感じる。それが少しずつ交わっていく様子が胸を打つ。時間も、精神性も越えて、ただ目の前の人々と触れ合って感じたことを通して重なっていく。それが読んでいる自分自身にとっても同じことなんだと気づく。

 

ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ / 乗代雄介 

ミック・エイヴォリーのアンダーパンツ 【分冊版】【上】

小説家、乗代雄介が中学生だったころから19年書き続けているブログをまとめた本。前半の掌編集が本当にすごい。ギャグマンガ日和のような、と簡単に片付けると大切なものを取りこぼしている気もするが、そんな勢いとナンセンスが散りばめられた文章が67編。とにかく笑える。文章でこんなに笑うことはそんなにない。ふざけきった文章の中で、作者の表現・笑いに対する真摯な姿勢だとか、きっと彼自身がこう叫んでいるんだ、としか思えないような、ギャグのすぐ隣にある孤独、敬意、熱意が伝わってくる。MOTHER2でいうマジカントに足を踏み入れたような本。なんてことは意識しなくても、最初の数ページで爆笑してしまう、単純におもしろい本としてぜひ手にとってみてください。

 

 

プレーンソング / 保坂和志

プレーンソング (中公文庫)

 のんびりとしていて何も起きない、爽やかな小説だった。人と人が出会って会話して、たまに思い出したり、一緒の部屋で暮らしたり、散歩したり、海に行ったり、とにかくそれだけなんだけど、人間同士をおもしろがったり、考えや才能を認めたり、ただの猫扱いしたりして、すごく対等なのがいい。

 

その他

その他だ!!!

ミロ

ネスレ ミロ 240g

 

鉄分とカルシウムを摂りたくて久しぶりに飲んだらめちゃくちゃ美味しかった。そんな記憶はまったく無いが、ミロで育ってきた気さえしてくる。死に水はミロで頼みます。

 

ストリートフードをもとめて

www.netflix.com

 

www.youtube.com

新シリーズはラテンアメリカが舞台。多彩で美味しそうな料理はもちろんのこと、店主たちのキャラクターがいいですね。特に今回は若い人が二人ほどいて、彼らの新しい選択が胸に来る。保守的な市場の中で、同性パートナーと一緒に店を再スタートさせた人とか、父の築き上げたレストランから飛び出し、小さな汚い店でオリジナルのミックスプレートを提供する化学の博士号を持つ人とか。もちろん他のシェフたちの話もおもしろかったです。そうせざるを得なかったとはいえ、落ちてる唐辛子を拾って後に代表作となる一皿を作った、みたいな話、何度聞いても熱くなる。彼らがここまできたのは、自分にできることを一歩ずつやっていったからだったり、自分の食べたいものや食べさせたいものを追究した結果なんだと思うと、自分の手元、足元に集中することの大切さを噛みしめる。そのうえで先を見据えたり、周りを観察することも必要になるけど、最初から儲けようとしたりってのは無理な話なんじゃないかと思いました。真摯にいきたいね。

 

ID

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最近Apple Payを使い始めました。めちゃくちゃ便利ですね…。お金に触れなくていいっていうのと、財布を出さなくていいのが楽。それに、家計簿アプリに自動的に記載されるのがうれしい。

 

おしまい

そんな感じでした。楽しかったです。8月も楽しくいきましょう。おしまい。